忍者ブログ

東京「あの場所は?」秘宝館

映画やテレビのロケ地、取り壊された建物、あの場所には何があったか、誰も価値を見出さないお宝グッズなどを紹介します。★拍手コメントはブログ管理人TOKUSABUROは拝見出来ますが、お返事が出来ません。なるべく記事下のコメント欄(CM)をご利用ください。匿名、URLなしでもコメント出来ます。(TOKUSABURO宛メールは、メールフォーム欄から送信してください)

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

追悼・星由里子さん 実家と就職先大鳳建設のロケ地を見てみよう

星由里子さんが亡くなりました。

東宝映画「サラリーガール読本 お転婆社員」ロケ地がそのままになっていたので続けます。







5人の真ん中が星由里子さん、右から2番目が浜美枝さん。左隣が田村奈巳さんです。


自宅までスクーターで送ってもらう星由里子さん。




橋を渡ります。



地形や形状から橋は台東区の柳橋。
映画の説明をみると、実家は料亭竹川と映画説明では記されていますが、橋を渡り暖簾をくぐる建物には「升川」の文字。店の造りは料亭ではなく割烹・小料理屋です。



ロケ地は、現在「TDK柳橋倶楽部」(台東区柳橋1-2-13)となっている場所だと思います。


勤務先「大鳳建設」の屋上ロケ地は、大手町ビルの斜め前にあった東京貿易会館



丸の内方向の風景や、当時の住友銀行東京営業部がうつります。





先輩社員の佐原健二と水野久美が出掛けるのを見た星由里子・浜美枝コンビはタクシーを停めて追跡開始。










千駄ヶ谷の国立競技場前を通過し神宮プール側から国鉄ガードを潜ります。
植木等さんも「日本一のホラ吹き男」で、ここを通り江川宇礼雄をコープオリンピアまで追跡しました。

後に星由里子さんがマラソンをする若大将を追いかける逆コースです。



着いたのはホテル本陣という話は以前すでに書きました。



大鳳建設ロケ地ですが、屋上シーンは東京貿易会館でも銅像が置いてある場面などは別の建物にみえます。銅像場面の駐車スペースはこの都電が走る建物ではないでしょうか。



この「6162」という車体番号の都電は大塚公園に保存されています。
6000型という都電は昭和23年に三田車庫に配置され、昭和30年には青山車庫にも配置されています。銅像場面の本社ロケ地は青山車庫管内渋谷区ではないかと思いますが、いまだにわからずそのままにしてしまいました。星由里子さん、もうしわけありません。




映画終盤ちかく4人で訪れる遊園地はウォーターシュートがあり、おそらく豊島園でしょう。

ラストシーンで東宝映画なのにスカンジナビア航空を使ったのは、東京貿易会館隣の産業会館にスカンジナビア航空東京支店が入っていたことから見てタイアップ広告でしょう。









         




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

若大将アラウンド・ザ・ワールド [ 星由里子 ]
価格:13920円(税込、送料無料) (2018/5/18時点)


拍手[20回]

PR

南新宿にあった生コン工場「東横建材」

1960年 東宝映画「サラリーガール読本 お転婆社員」

高校を卒業し建設会社に就職したサラリーガール星由里子・浜美枝は、先輩社員の佐原健二と水野久美が外出するのを見て、逢引きと勘違いしタクシーで追跡します。
後にクレージーキャッツ映画や若大将映画でも使われた神宮外苑付近を通り、この場所に出ます。東横建材株式会社の文字が見えます。




日本経済新聞 新宿から消えた生コン工場 (2010/8/5 7:03)←先ずはこの記事をご覧ください。

ここは新宿高島屋のすぐ横、現在Sports Lab by atmos(スポーツラボバイアトモス)がある場所。(東京都新宿区新宿4-1-1
bingマップに東横建材株式会社の生コン工場時代の画像が残っていました。

1960年当時は、まだ生コンクリートは扱わず建物の基礎工事用建材を扱っていたようですね。この後、追跡したタクシーが辿りつくのが、このカテゴリーで前回触れたホテル本陣です。「新宿と代々木駅の間にあった日本通運新宿支店」は、この手前右側にありました。







      






      


拍手[12回]

「サラリーガール読本 お転婆社員」に登場するホテル本陣

先日の「河のほとりで」に登場する大学グラウンドのロケ地は、当時の日本体育大学だと麻布田能久さんから教えていただきました。ありがとうございます。

すると、1960年の東宝映画「サラリーガール読本 お転婆社員」冒頭に登場する、このグラウンドも日本体育大学でロケーション撮影されていますね。再度、麻布田能久さんに感謝御礼申し上げます。
















ところが、当時の日本体育大学校舎の航空写真を見ても、ラグビーの練習の後、水を飲み顔を洗う加山雄三に星由里子がハンカチを差し出す場面の噴水のある水飲み場とまわりの建物が見つかりません。

わざわざ、あの場面は日本体育大学から別の場所に移動して撮影しているのですね。

あの水飲み場がある場所は、同じく千葉泰樹監督の「香港の星 Star of Hongkong(1962年)」でも尤敏が日本に留学し通っている「女子医大」として登場します。
もちろん、新宿区河田町の東京女子医大にしては広々とし過ぎています。どこの学校なのでしょうね? 

サラリーガール読本 お転婆社員」は、デビューして間もない星由里子さんと浜美枝さんが出演し、当時の東京の色々な場所でロケーション撮影しているのが有難い。

1960年代から70年代初めまで東京では有名だった「ホテル本陣」も登場します。

下の写真は、以前BSテレビ朝日で放送していた久米宏「東京の空の下」より。
現在の北新宿に住み東新宿の小学校に通っていた柳家小三治さんの回で、1971年に放送された当時の空撮映像の中に「ホテル本陣」が登場しました。




場所は東京都新宿区富久町9-11。
現在はハイホーム本陣という賃貸マンションになっています。

 





『太陽を盗んだ男』沢田研二が住んでいるアパート屋上、ロケ地は今・・・」で触れた大久保の三福会館も、おなじ空撮映像の中に映っていました。






 


サラリーガール読本 お転婆社員」については、ほかのロケ地も含めて、また紹介します。




拍手[11回]

フリーエリア













最新コメント

[05/14 ぶらぼ]
[05/13 さすらい日乗]
[05/13 さすらい日乗]
[05/13 さすらい日乗]
[05/13 さすらい日乗]
[05/12 さすらい日乗]
[05/12 さすらい日乗]
[02/03 清水]
[08/12 環八街道レーサー]
[06/27 NO NAME]

カテゴリー

P R

プロフィール

HN:
tokusaburo
性別:
男性

コガネモチ

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

メールフォーム(TOKUSABURO宛)

バーコード

ブログ内検索