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東京「あの場所は?」秘宝館

映画やテレビのロケ地、取り壊された建物、あの場所には何があったか、誰も価値を見出さないお宝グッズなどを紹介します。★拍手コメントはブログ管理人TOKUSABUROは拝見出来ますが、お返事が出来ません。なるべく記事下のコメント欄(CM)をご利用ください。匿名、URLなしでもコメント出来ます。(TOKUSABURO宛メールは、メールフォーム欄から送信してください)

「日本一のホラ吹き男」吉田書店のロケ地はどこだ?





早稲田大学正門から飛び出した初等(はじめひとし)が、商店街の路地から飛び出して来ます。

そういえば、早稲田大学正門から出て北側へ行くと、こんな感じの商店街がありましたね。

あそこがロケ地かな?





左側に金物店の看板、電信柱には家具屋さんの広告(秦野家具店?)、その向こうは「洋食・喫茶」。

初等は腕を組んで歩いていた男女の間に入り込みます。





さらに、男女の周りを駆け回る…。
迷惑防止条例(当時は愚連隊防止条例と呼ばれることが多かった)違反ですな。

左側の「サッポロビール」看板は、洋食・喫茶のお店のものでしょうか?
道路、右側は酒屋さんらしくて、こちらはアサヒビールの広告。
当時も、ご近所関係は色々あったのでしょうね。

初等に迷惑行為を及ぼされた女性の履物はサンダルに見えます。
右前方の女性二人は、白いソックスを履きサンダル履きみたい。
当時はスカートにソックスを履く女性が多かったですね。
今は学生服を卒業すると、スカートにソックス履く人は、まずいません。
足が寒くないのかな?




さて、初等は今回の主題である「吉田書店」に向かいます。
看板の文字が右から書いてあります。戦前から焼け残った建物なのでしょう。
この本屋さん、昭和39年当時の商店街の本屋さんとしても、かなり店内が広い。
戦前から、この広い間口で書店をやっていたのなら、すでに戦前、かなり多くの人が住んでいた地域だと思います。




店内に入った初等、店主に声をかけます。

初等:「おやじさん、荻窪東宝の『総天然色・聖地巡礼』って本が売れてるんだって?」
店主:「ええ。そりゃもう…村上春樹が『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』と題名を真似したくらいで大ベストセラーですよ。ウチでも売り切れちゃってます」

初等:「売り切れか…残念だな。ほかには、どんな本が売れているんだい?」
店主:「この田沼牛太郎って人が書いた『大正生まれの商業学校出が教える麻布田能久の割り下』っていうレシピ本も人気ですよ」



初等:「どれどれ、ちょっと拝見」
店主:「学生さん、買うんじゃないんですか?」

初等:「気にしない、気にしない。僕がこの本のPRすりゃ、今度卒業するうちの学生が飛びついて買っていくよ。宣伝費だと思や安いもんだ。」

すると、やはり大学のそばの本屋さんなのでしょうか??

うん??…ちょっと待ってください。ひとコマ戻り、店内から見た「吉田書店」の文字を見てください。
表からみるとガラスに右から左へ「吉田書店」と横書きされているのに、店内からみると、左から右へ「吉田書店」と書いた文字がガラスの裏側から反転してる状態ではありませんか!!

お店に入るところまでがロケーション撮影で、店内の場面はスタジオセット撮影だった?
その際、「吉田書店」看板の復元を間違えたのでしょうか?
映画の中で一場面しか登場しないのに、わざわざ手の込んだセットなんぞつくらないですよね。

察するに、この本屋さん、欄間のガラスには本来「吉田書店」の文字はない、別の名前の書店だった。
ロケーション撮影の時だけ、素通しのガラスに「吉田書店」の文字を貼ったが、店の外側から撮影した時と店の内側から撮影した時では、文字の書き方を左右逆にするという悪戯を映画スタッフが仕掛けたのではないでしょうか?

録画再生して映画を見るなんてことがない当時、観客は映画見ながら、そんな些細なことには気づきませんよね。映画スタッフとしては、完成した映画をみて仲間内でニンマリしていたに違いない。




隣の日本土地開発株式会社の電話番号が(03)412-××××のように読めます。

最近のテレビドラマはロケ地を隠すため、わざとニセの住所表示などを入れますが、悪戯好きな映画スタッフたちも、当時は、まさかそこまではやらなかったでしょう。

412は、世田谷区でも東宝撮影所のある地域よりも、もっと東がわの地域の電話番号でした。

これ以外に照明を使った夜間撮影は、初等が桜並木の下を歩くシーンがあります。
ふたつのシーンは同じ日に、近い場所で撮影されたと思われます。

駒沢あたりか世田谷区役所近辺ではないかと思うのですが、ご存知の方はお教えください。




★「日本一のホラ吹き男」吉田書店は成城石井になっていた

拍手[7回]

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レトロ太郎サマより、拍手と共に以下のコメントを戴いております。

レトロ太郎サマより、拍手と共に以下のコメントを戴いております。

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こういうの大好きです。昭和30-40年代の目覚しい発展の中にも、引き継がれる古き良き流れと、新たなバイタリティを感じます。
---------------------------

ありがとうございます。

なお、拍手欄のコメントはブログ管理人TOKUSABUROしか拝見できず、且つ返信できません。
よろしければ、ブログ記事欄のコメントをご利用ください。

無題

ではお教えいたします。

と言いたいところですが、私の中でもここは「超超超難関」の一つです。
一緒に特定しましょう!

Re:無題

>ではお教えいたします。
>
>と言いたいところですが、私の中でもここは「超超超難関」の一つです。
>一緒に特定しましょう!

スミマセン

昨晩わかったのでブログ記事を書いてしまいました。

★「日本一のホラ吹き男」吉田書店は成城石井になっていた

http://tokusaburo.kakuren-bo.com/nipponichinohorafukiotoko/horafukiyosidaishii

  • tokusaburo
  • 2013/05/07(Tue.)

無題

村上春樹さんも「巡礼」に注目してますか。
村上春樹より村上冬樹(怪獣映画などによく出演する東宝のバイプレーヤー)の方がいい名前だと思います。
ところで私もソックスを履かないで靴を履く事があります。荻窪の石田純一と呼ばれています。笑

Re:無題

>村上春樹さんも「巡礼」に注目してますか。
>村上春樹より村上冬樹(怪獣映画などによく出演する東宝のバイプレーヤー)の方がいい名前だと思います。
>ところで私もソックスを履かないで靴を履く事があります。荻窪の石田純一と呼ばれています。笑

村上冬樹さん おぼえております。

怪獣を攻撃する兵器を考案する科学者役などが多かったですね。

以前、石田純一が田村正和邸の隣地を購入したと話題になりましたが、田村正和邸も成城4丁目。
ラストシーンに出てくる初等邸よりやや北、西下がりの丘の上です。
石田純一は購入した土地は売ってしまったようですね。

  • tokusaburo
  • 2013/05/09(Thu.)

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