映画やテレビのロケ地、取り壊された建物、あの場所には何があったか、誰も価値を見出さないお宝グッズなどを紹介します。★拍手コメントはブログ管理人TOKUSABUROは拝見出来ますが、お返事が出来ません。なるべく記事下のコメント欄(CM)をご利用ください。匿名、URLなしでもコメント出来ます。(TOKUSABURO宛メールは、メールフォーム欄から送信してください)
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東京人増刊 2013年12月号
出版社名 : 都市出版
発売日 : 2013年11月8日
雑誌JAN : 4910167261236
雑誌コード : 16726-12
税込価格 : 700円
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/news/2013/11/globalnews_913/20131107news2?kind=0
東京人(12月増刊号)「上智大学と四谷界隈の100年」 主なコンテンツ
■ザビエルが抱いた夢 川村信三 (上智大学史学科長)
■上智は一日にして成らず~歴史の荒波に鍛えられた、100年の軌跡~ 増田祐志 (学生総務担当副学長)
■キャンパスのメインストリートに、再びたたずめば 長野智子 (キャスター)
■祈り、行動する神父の日常 ドナル・ドイル(外国語学部英語学科名誉教授、SJハウス院長代理)
■アンコール・ワット遺跡をソフィア・ミッションで守り継ぐ、深き師弟の物語 石澤良昭(上智大学前学長、アジア人材養成研究センター所長)
■売れっ子プロデューサーが語る 人気作品は、真田濠から生まれるんだ
赤池洋文(株式会社フジテレビジョン・プロデューサー)
磯山晶(株式会社TBSテレビ・プロデューサー)
川村元気(東宝株式会社・映画プロデューサー)
鈴木雄雅(文学部新聞学科教授)
■他大学の学長になって思う、上智大学の強さと課題
川野祐二 (エリザベト音楽大学学長)
日比谷純子 (国際基督教大学学長)
濱名篤(関西国際大学学長、学校法人濱名学院理事長)
■四谷界隈”通“がおすすめするインターナショナルな食
その他、四谷の街紹介や教育研究活動の紹介等を含めた充実の内容となっています。
映画「ゴーゴー若大将」で、氷川町から澄子さんが勤める福吉町のガソリンスタンドへ向かう途中にあった「ホテル東急観光」。
「赤坂 ホテル東急観光」で検索しても、データがまったくヒットしないのが不思議。
かといって、私も詳しくは知りません。
「ホテル東急観光」という名前だったのだから、おそらく東急観光が経営していたのだと思います。
このパンフレットは1991年のものですが、跡地に建つ秀和溜池山王レジデンス(港区赤坂2-21-6)は1998年10月竣工となっています。
このパンフレットの写真は1990年代でも、すでにじゅうぶん古めかしく、よろこんで貰って来ました。
「ホテル東急観光」というと「あかはね」のことでしょという年輩の女性がいたことを思い出した。
「あかはね」でネット検索すると「あか羽」がヒットしました。
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http://www.geocities.jp/akahane_kamo/
昭和23年10月元宮内庁狩猟頭で当時皇太后太夫であった故坊城元伯爵の立会いで、大善寮の諸鳥包丁之事を伝授され東京赤坂に創業いたしました。昭和43年12月現飯倉に移転いたしまして現在に至っております。
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ホテル東急観光のパンフレットにも「鷹匠料理」の記述があり、確かに「あか羽」と通じるところがあります。
この赤坂にあった「あか羽」の跡地に建っていたのでしょうか?
赤坂の街へ夜廻りに出た若大将、田沼雄一。男女が乗ったオートバイに追い抜かれます。
オートバイから降りた二人が入った店は「SNACK BAR」という普通名詞か屋号か不明な店舗。
若大将の後ろにトンネルみたいなものが見えます。
氷川公園地下の駐車場(赤坂パーキングセンターというらしい)だと思います。
すると、「SNACK BAR」の建物は「ホテル シャンティ赤坂」(港区赤坂2-16-15)が
建っている場所ではないでしょうか?
「SNACK BAR」の外壁が「ホテル シャンティ赤坂」の道一本北側角にある「串あげ 福の神」という看板が出ている店舗に似ていますが、一本北側の道からだと、地下駐車場入口がこの角度では撮影できません。
悲鳴を耳にした若大将。残念ながら、この場所がどこかわかりませんが、右側にある石垣は氷川公園ではないでしょうか?
澄子さんを無理矢理クルマに乗せようとしているのは、青大将曰く「アカマムシ」という奴だそうです。
紹介が遅れましたが、「SNACK BAR」の前に停めてあるスポーツカーは、青大将のクルマ。
オートバイから降りた二人が「SNACK BAR」に入った後、入れ違いに出てきた青大将と顔を合わせています。
青大将がひるんだ隙にクルマを発進させたアカマムシ。
若大将は青大将のクルマを借り追いかけます。
都築設計事務所という看板が出ているところでアカマムシに追いつき、澄ちゃんを奪い返しました。
「送りましょう」と青大将のクルマに乗せられ、澄ちゃんは「福吉町のガソリンスタンドに勤める越川澄子です」と自己紹介。
ところが、帰りにスピード違反と車両改造(青大将がマフラーを外していた)で検問に引っかかります。
下の昭和38年の航空写真で説明しましょう。
①がTBS東京放送の社屋。
②の現在、国際新赤坂ビル東館の場所には、赤坂自動車練習場がありました。昭和46年の地図には載っていますが、昭和48年の地図では、赤坂自動車練習場の表示はありません。
③が氷川公園。★をつけたあたりが「SNACK BAR」ロケ地と思われる場所です。
④が氷川小学校。現在は「港区立赤坂子ども中高生プラザ」という施設になっています。
⑤の場所は、後に日本ユニバック(現:日本ユニシス)が本社を建てたところ。
1970年代はじめに建てた本社ビルは移転し、現在は「赤坂タワーレジデンス〜Top of the Hill」という高層マンションが建っています。
氷川小学校南側にも石垣があり、若大将が澄子さんの悲鳴を聞きつけた場所は、あるいはここだったかもしれません。しかし、石垣の組み方がやや違うように思えます。
⑥は霊南坂教会。澄ちゃんが勤める「福吉町のガソリンスタンド」は、すでに荻窪東宝さんが
「聖地巡礼」で巡礼されています。アークヒルズの区画整理に伴い、ガソリンスタンドはすでにありません。
映画の中で、この後、若大将が「福吉町のガソリンスタンド」を訪れた時、ガソリンスタンドの後ろに、霊南坂教会の塔の屋根がうつります。
この出光のガソリンスタンドの所在地は、福吉町ではなく道路の反対側、麻布谷町です。
なんで、澄ちゃんは若大将に「福吉町」といったのでしょう?
福吉町は麻布谷町との間を走る都電の停留所の名前。
「日本一の色男」で白川由美のマンションは材木町だという台詞がありますが、
この当時は、東京都心部のおおよその場所を、最寄りの都電停留所の名で言い表していたのですね。
アークヒルズの地上げの様子は、NHKの「メッシュマップ東京」(1974年11月13日放送)
というテレビ番組に出てきます。
そのうちインターネットでオンデマンドで見られるようになるかもしれませんが、
埼玉県川口市のNHKアーカイブスなど、全国のNHK施設でも見ることができます。
下の写真は1970年当時の航空写真を拡大してみました。
1980年11月の三浦友和・山口百恵の結婚式で有名になった、
当時の霊南坂教会も1985年にアークヒルズの区画整理の一環で取り壊されました。
現在の霊南坂教会は換地され、この当時よりやや東側に南北に細長く建っています。
氷川公園から氷川小学校の横を通ると、確かに当時の都電福吉町停留所に出ます。
この映画の岩内克己監督の性格なのでしょうか、ロケーション地点の位置設定も厳密ですね。
さて、帰りに若大将が検問で停められた場所はどこでしょう?
警察官が懐中電灯を振り停車を指示する場所は、横に「SNACK BAR」らしき建物がありますが、その後、白っぽい柵が右側にあるところを通ってクルマを停めます。
この白っぽい柵の向こうが赤坂自動車練習場で、検問の警察官たちが座っているところの背後が、現在、国際新赤坂ビル西館が建つ国際自動車の建物ではないかと思うのですが、どうでしょう。
なお、カーチェイス場面で道路脇に赤い提灯がある通りは、氷川町ではなく、
おそらく、みすじ通りあたりの映像を組み合わせたはずです。
また、氷川町でも人通りが少ない日曜日か深夜に撮影された様子で、カーチェイス場面では、近くに議員宿舎があるためか横の路地にパトカーらしき車輛が待機しています。
荻窪東宝さん経由で、以下のとおりご意見をいただきました。
ありがとうございました。
う~ん、謎は深まります。
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今回の成城学園前の聖地巡礼記事から辿った TOKUSABURO さんの HP の『「日本一のホラ吹き男」ゴルフ場のロケ地を探そう』で、参考になりそうな写真があったのでご連絡です。
記事: http://tokusaburo.kakuren-bo.com/nipponichinohorafukiotoko/horafukigolf
このメール内容と写真(のURL)は TOKUSABURO さんに転送戴いて構いません。
川崎国際生田緑地ゴルフ場(川国)に行った事があります。
このゴルフ場は古くからあり、60年くらいの歴史があったと思います。
ここ1年くらいのことか、川崎市の第三セクターから東急ゴルフリゾートに
運営の委託を行っています。 クラブハウスも建て替えています。
さて、クラブハウス改築前にここを訪ねたことがあります。
年に数回市民解放日というのがあって、だれでも入ることができ、
春は桜を楽しむことができます。
その時に、たまたま撮影したクラブハウスの写真がありました。
テラス付近は鮮明ではありませんが、確認の役には立つと思います。
これらの写真は全てパブリックドメイン(CC0: Creative Commons 0)としますので、
ご自由にお使いください。 出典の明示も不要で、また改変も自由です。
画像はこちらのページの KK1~KK4 です。
http://blue.zero.jp/morikuma/tmp/YuritankImages.html
残念ながらクラブハウスのテラス上から近傍を見渡した写真はありません。
私が気付いた点を列挙しておきます。
HPに掲載されている映画画像のみしか見ていませんので、さらに多くの箇所を比較
すればもっとわかると思います。
・フェンスの作りは似ている(フレーム+ネット状のもの)
・フェンスの縦の支柱のピッチが、映画より川国の方が広いようだ(改築の可能性もある)
・クラブハウス側の屋根と窓が、映画と川国では違うように見える(改築の可能性もある)
・テラスから降りる階段の取付け位置が異なる(改築の可能性もある)
記憶では2012年時点で、テラスから南側ないしは東側に降りる階段はありませんでした。
いろいろな情報を集めると新しい事が見える場合もあります。
参考になればと思います。
では。
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