映画やテレビのロケ地、取り壊された建物、あの場所には何があったか、誰も価値を見出さないお宝グッズなどを紹介します。★拍手コメントはブログ管理人TOKUSABUROは拝見出来ますが、お返事が出来ません。なるべく記事下のコメント欄(CM)をご利用ください。匿名、URLなしでもコメント出来ます。(TOKUSABURO宛メールは、メールフォーム欄から送信してください)
麻布田能久
そこで裏ワザ・・・DVDマガジンの「ロケ地は今」で取り上げられている「モザイク銀座阪急」の前身、数寄屋橋マツダビルディング完成当時の写真をアップしました。
出典は銀座文化研究別冊「震災復興〈大銀座〉の街並みから 清水組資料」(1995年刊)
昭和8年(1933年)に完成した当時は、東京電気株式会社(後の東芝)本社ビルであると共に、マツダランプ照明器具の販売ショールームになっていたそうです。
屋上から撮影した写真。右側に写っているのが松屋百貨店。
屋上の塔屋は夜間ライトアップされるため、塔屋の周りに照明器具が設置されています。
一階のショールームは、電動自動ドアで、完成当初から電気冷暖房装置がついていたそうです。
ちなみに戦後の建物で、全館冷房がつき話題になったのは昭和32年完成の大手町ビル。
東宝映画の屋上ロケでよく使われた建物ですね。
8階には、横浜のホテル・ニューグランドがレストランを出していたんですと。
ただし、この8階、当初は殿方用の洗面室しかなかったらしい。
下は昭和45年(1970年)当時の航空写真。
この建物が新橋側に増床改築され、東芝銀座ビルとなったのは、映画「社長外遊記」撮影の3年後、昭和41年だそうです。
増床改築後も、数寄屋橋阪急百貨店は、元の「マツダビルディング」の部分の一部だけで、増床部分は1階部分に「旭屋書店」などのテナントが入居している以外はオフィスフロアでした。
でも、航空写真で見ると、屋上ビヤガーデンは屋上いっぱいに展開していますね。
下の写真は、以前、JR東日本が各駅に置いていた「駅とタウンガイド」有楽町駅です。
すでに東京国際フォーラムが建っており1997年以降の撮影です。
この数寄屋橋阪急百貨店前の横断歩道は「植木等さんと行く「その場所に女ありて」ロケ地」でも触れたとおり、東宝映画によく登場しています。
おそらく、東宝が阪急電鉄系列だったからでしょう。
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