マネージャー江口が、青大将が西北(大学)の連中たちと喧嘩はじめそうだと若大将に電話してきます。
赤坂プリンスホテルのプールサイドで、唯の一勝で大喜びするのはどうかと思うと、西北の連中たちに理性的に説いて聞かせる青大将。
なお、赤坂プリンスホテルのプールは、電話を架けている向こうに見える当時の赤坂プリンスホテル新館の南側(玄関は北向き)にあったので、江口さんがいくら電話ボックスから覗いても、青大将の様子は見えません。
若大将がスクーターで駆けつけます。
が…玉川通り渋谷駅東側を世田谷方向に向け走っています。
左端の建物は東急プラザ、その横に見える丸いドームが東急文化会館屋上にあった五島プラネタリウム。
電光時計のあるビルが山一証券が入っていた名取ビル。
右側後方に東京相互銀行渋谷支店が見えます。
桜丘の東急電鉄本社ビル横あたりを走っています。
区画整理されてしまいましたが、現在だと概ねこのあたりです。
ところが次の場面では原宿方向から代々木の体育館横を走っています。
玉川通りを走っていて逆方向と気付き左折したのは良いものの、大回りして原宿あたりに出てしまったようです。思うに、玉川通りを青葉台左折で山手通りに入り、富ヶ谷左折で原宿に行ってしまったのではないでしょうか?
若大将、代々木第二体育館を背に、現在の公園通り(当時は区役所通り)に入ります。
映画では映りませんが、この左側に渋谷公会堂と渋谷区役所があります。
渋谷公会堂と渋谷区役所は、すでに建替えが決まっています。
その間にも、我らの青大将は西北の連中たちに暴行されています。
映画をみれば一目瞭然。先に手を出したのは西北の連中たちです。
若大将は弁慶橋を清水谷方向から走ってきました。
渋谷宮益坂から青山通りをまっすぐ来ればよいものを、また道を間違えたようです。
仮に青山通り青山一丁目辺りで左折しちゃったとしても、外堀通り元赤坂に出られますから、この画面左側から来るはずです。外堀通り紀之国坂から清水谷に入ってしまったのでしょうか?
若大将後方に見える建物は、麹町の弘済会館。この映画の後、この道は拡張され弁慶橋も現在は当時の倍ぐらいの幅になっています。
このスクーター、田能久のロゴが横に入っていますね。
お店のスクーターを勝手に私用で持ち出してはいけません。
赤坂見附。正面が現在サントリーホールがあるところ。
同じく赤坂見附。正面が現在、赤坂エクセルホテル東急があるところ。
以前は赤坂東急プラザホテルでした。
ホテルって、なんでちょこちょこ名前を変えるのだい?
衆議院議長公邸前で左折です。
当時はスクーターはウインカーランプだけでなく、左折する時に手で合図しなければならなかったのでしょうか?
諏訪坂を曲がります。左側が赤坂プリンスホテルプールです。
赤坂プリンスホテルプールに到着です。1時間はかかったな。
(つづく)
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