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東京「あの場所は?」秘宝館

映画やテレビのロケ地、取り壊された建物、あの場所には何があったか、誰も価値を見出さないお宝グッズなどを紹介します。★拍手コメントはブログ管理人TOKUSABUROは拝見出来ますが、お返事が出来ません。なるべく記事下のコメント欄(CM)をご利用ください。匿名、URLなしでもコメント出来ます。(TOKUSABURO宛メールは、メールフォーム欄から送信してください)

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加藤嶺夫 写真全集 『昭和の東京 3 千代田区』 7/26発売

加藤嶺夫 写真全集 『昭和の東京 3 千代田区』 川本三郎・泉麻人/監修

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予約受付中!!
7/26頃、お届けします。

昭和世代には思い出のアルバム。平成世代には驚きの一冊。
加藤嶺夫が34年間(1966~2000年)撮り続けた4500枚に及ぶ
東京の“消えた街角”を“区”ごとに編集。
著者初のダブルトーン印刷で濃淡豊かに美しく再現しました。

未発表の約4000枚を含む驚きの収録内容で“持っておきたい”貴重なシリーズ第3巻は、
丸の内・日比谷などのビジネス街、
霞が関の官庁街、
神田周辺の下町など……
表情豊かな千代田区。


東京論の巨匠・川本三郎と泉麻人による解説(エッセイ)も見どころ。
撮影地点をプロットした現在の地図も収録され、街歩きも楽しめます。

『昭和の東京』製作秘話、各メディアでの紹介をブログでCheck!



発行:2013.7.26




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「日本一の男の中の男」とキャバレー「ショー・ボート」

「『日本一の男の中の男』デュパン東京支社 ロケ地の謎…」の続きです。





今週、日本映画専門チャンネルで「サラリーマン悪党術」を放送しています。
小沢一郎さんと団令子さんの後にみえるのが、「日本一の男の中の男」で植木等さんの後にうつるキャバレー「SHOW・BOAT」。



銀座8丁目の「リクルート」の場所にありました。
現在、博品館劇場があるところが、キャバレー太郎こと福富太郎さんの「銀座ハリウッド」。
終戦直後に、「オジサン、お花買っておくれよ」という子供たちがいたのは、このあたりらしい。



「サラリーマン悪党術」で、団令子さんと小沢一郎さんがいる飲食店は、高速道路の下。
この後、デュパン東京支社ロケ地の横を歩く場面があります。





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アルフィー高見沢俊彦 衝撃の年賀状 1973年




「アルフィー高見沢俊彦 40年前デビュー時の衝撃過去」 への拍手数が50を超えました。(パチパチ)

他人の過去を暴いてブログアクセス数を稼ぐTOKUSAKUROといたしましては、
ここに50拍手達成記念として、1973年(昭和48年)の高見沢俊彦年賀はがきを暴露することといたしました。

この年、高見沢少年は高校3年生。大学受験を控えていました。

問1 蛮社の獄  □□□□年

問2 All at once, it began to rain.  このAll at onceを一語に置き換える問題です。

問3 高見沢俊彦が何ゆえ、現代人の尊敬のまととなっているか?
   マルクス主義と関連させ、30字以内で書け。

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高見沢は成績が良く、高校3年間の全科目の評価が5段階評価で平均4.3を超えると系列の大学へ無試験で入学出来る制度がありましたが、その中に入っていました。
一学年7クラスあったので350名くらい。
5段階評価で平均4.3を超えた生徒は19人だったと思います。

しかし、高見沢は日曜日にも予備校の大学受験講座に通っていたので、系列の大学へは行かずに、よその大学を受験するものだとばかり思っていました。

ところが・・・。

続きは100拍手くらいないと書けないなぁ。(笑)

だんだんとワルイおにいさんになって行きそうな不安・・・。(誰か止めて)









拍手[173回]

「日本一の男の中の男」デュパン東京支社 ロケ地の謎…



ロケ地建物は銀座8丁目にある静岡新聞・静岡放送東京支社

新橋駅を出て、すぐ北側の有楽町駅・東京駅寄り線路際に建っていて奇抜な外観ですから多くの方がご存じのはず。この映画が公開された1967年(昭和42年)に出来た建物です。


下の写真は昭和の絵葉書です。

リクルートのビルは1981年(昭和56年)に完成し、日本リクルートセンターから「リクルート」へ社名変更したのは、その2年後だそうだから、この写真は今から30年前くらいの写真でしょう。

高速道路脇の十仁病院(赤い日除けが特徴の白い建物)も、いつの間にかなくなりました。






この建物の中で室内ロケーション撮影もしています。


JR線路に面した建物の西側、第一ホテルと東京生命が画面背景に映る場所に岡田真澄のデスクがあり、そこから歩いてきて、東側の応接コーナー(下の写真)に座る植木等と浅丘ルリ子のところへやってきます。





丸いドームは、三井銀行新橋支店


後の三井アーバンホテル(絵葉書の写真だとリクルートの右側3軒目の茶色いビル)のところにありました。
三井アーバンホテルは、持ち主が変わったようで現在は「ホテルコムズ銀座」というらしい。





ところが、岡田真澄も腰かけると、なんと・・・窓の向こうの背景は、JR線路側の東京生命ビルに変わってしまいます。



この後、植木等さんが腰かける、すぐ後ろの建物屋根には「SHOW BOAT」の文字。
(現在のリクルート銀座8ビルの場所にあったというキャバレー「ショー・ボート」。
クレージー・キャッツも結成当時は、ここでコントなどを演じていたそうな・・・)


ありゃりゃ、また、三井銀行新橋支店方向へ戻ってしまいます。


東西が見通せる建物のフロアで、応接コーナーを東にセットした場面と、西にセットした場面を組み合わせて撮影しているのですね。













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「ニッポン無責任時代」氏家社長宅ロケ地は田園調布の宝田明自宅だった





「ニッポン無責任時代」 平均(植木等)が太平酒造の氏家社長(ハナ肇)をさがし当て、
ネクタイを直して訪問します。



「ニッポン無責任時代」が公開された3年前、1959年に公開された映画「若い恋人たち」

宝田明は光学メーカー社長(有島一郎)の息子で、父の会社に勤めています。
ところがバーの女給司葉子と恋仲になり、箱根旅行へ出たまま安アパートで同棲してしまいます。
宝田明の妹は団令子。団令子が帰宅した時、ちょうど速達が届きました。




宝田明からの手紙で、自分たちの同棲先を伝える葉書です。

なんと…、この自宅こそは3年後の「ニッポン無責任時代」氏家社長宅ではありませんか!!



速達葉書の宛名住所は「都内大田区田園調布四の一〇一」!!

あの、当時の田園調布四丁目は五十一番地までしかないんですけど…。

田園調布4丁目は、古くは高峰三枝子、最近では五木ひろしが住んでますし、当時から高級住宅地だったのでしょう。

「若い恋人たち」で、この自宅でのロケ場面は幾度もありますが、他には田園調布駅がちょっとうつるだけ…。
「ニッポン無責任時代」は、成城学園前北口あたりでの撮影が多いし、おそらくこのロケ地も成城学園前の北側あたりだと思います。

今日7月20日が御命日の有島一郎さんも成城5丁目にお住まいでした。


この葉書、駆け落ちした宝田明の粗末なアパートの住所は杉並区下高井戸になってます。
「大学のお姐ちゃん」に出てくる左卜全が経営する千一不動産の看板に書いてある電話番号も高井戸の電話番号。当時の東宝映画は、高井戸地区に偏見を持っていたようです。(笑)



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東宝:加山雄三「若大将シリーズ」廉価版DVD8月2日より販売

若大将おもてなし!加山雄三がロケ地ツアー(サンケイスポーツ)

http://www.sanspo.com/geino/news/20130719/oth13071905060015-n1.html

アマゾンドットコムで検索したところ、8月2日発売が以下の4作品、11月8日発売が以下の5作品です。
残りの作品は、2014年2月7日発売が確認できますが、「歌う若大将」と「アルプスの若大将」は、現在のところアマゾンドットコムでは確認できません。

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8月2日発売


大学の若大将【期間限定プライス版】 [DVD]



ハワイの若大将【期間限定プライス版】 [DVD]



海の若大将【期間限定プライス版】 [DVD]





エレキの若大将【期間限定プライス版】 [DVD]



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11月8日発売

銀座の若大将【期間限定プライス版】 [DVD]





日本一の若大将【期間限定プライス版】 [DVD]





レッツゴー! 若大将【期間限定プライス版】 [DVD]





リオの若大将【期間限定プライス版】 [DVD]




南太平洋の若大将【期間限定プライス版】 [DVD]



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続「豹は走った」は「007は二度死ぬ」ロケ地を二度走った


せっかくだから、「007は二度死ぬ」赤坂6丁目カーチェイス場面のロケ地も見ておきましょう。

(1)正面に右手からの崖が見える場所。



この辺りの建物は変貌が激しいのですが、正面の崖の形状からみて、現在ではこのあたりになると思います。赤坂6丁目13と14の間を走る道路です。



(2)電柱に「ホテルニュー赤坂」の表示がある場所は、グーグルストリートビューで見ると、左側のコインパーキングになっているあたり。(赤坂6-12
グーグルマップに置き換えると、現在、この場所には「甲陽ビル」という建物が建っているようです。


この後「学童通学路」という看板が立っている角を曲がる場面が差しこまれますが、「学童通学路」の看板設置者が「渋谷警察署」となっているので赤坂ではありません。
渋谷区の常盤松小学校付近に似た場所があったと記憶しますが、生憎グーグルのストリートビューには選ばれていない通りでした。住居表示があり、横にお稲荷さんの祠らしきものがあるので結構見つけやすいかもしれません。







(3)「6丁目18」の下り坂路地から出てくるトヨタ2000GT。





すぐ横に、消防官募集らしき掲示板が見えます。

グーグルストリートビューの設定上、かなり手前からの画像になってしまいましたが、左から2軒目の建物が赤坂消防署新町出張所(赤坂6-17)。
右側のカーブミラーがある地点の下り坂を、トヨタ2000GTが乱暴な運転で飛び出してきたのでしょう。





あまりに、乱暴な運転をしたため若林映子とジェームズ・ボンドは、「笑点」の座布団運びで「手を上げて横断歩道を渡ろうよ」と、声高に交通安全を呼びかけた松崎誠さんにお仕置きされます。




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「豹は走った」は「007は二度死ぬ」ロケ地を二度走った

先日、イマジカTVで「007は二度死ぬ」を放送していました。

この映画の3年後に公開された東宝映画「豹は走った」と同じホテルニューオータニ周辺でロケーション撮影をしていたのはおぼえていましたが、ロケ地がよく似ているのが興味深く、楽しめましたわい。

(1)「豹は走った」に出てくる不二サッシ広告塔と鉄道弘済会館がそのままうつります。

左端のたてものは、映画「接吻泥棒」で団令子さんが在籍している聖立高女のロケ地となったカトリックメリノール宣教会です。



(2)若林映子さんが運転するトヨタ2000GTに乗ったジェームズ・ボンドは、ホテルニューオータニ横のスロープを下りてきます。



このスロープは現存しません。

「『日本一のゴマすり男』目高邸へのドライブコース、ロケ地を走ろう」で使った1970年当時の航空写真を再利用し説明します。

以前のホテルニューオータニは、この写真に写っているように、弁慶橋のすぐ手前まで行けるようになっていました。その出入り口が、このスロープ。
現在、ガーデンコートという建物があるあたりになります。




(3)スロープから出てきた場所は、正面の建物が日本料理「弁慶橋清水」。右側は、当時は赤坂プリンスホテル駐車場だったのでしょうか。
後に、この場所を合わせて赤坂プリンスホテルの新館入口とし、「弁慶橋清水」は道路よりやや内側の赤坂プリンスホテルの一角に移りました。

現存する和風の建物「ふくでん(福田屋別館)」がある場所は、この写真だと左端の木に隠れてしまい、この中にはうつっていないと思います。

なお、1970年の「豹は走った」では、このスロープは通らず清水谷公園の横を、この写真の左方向から警察車輛先導で走ってきます。





(4)カーチェイスの末、出てきたところは赤坂6丁目近辺らしい。

この後「ホテル ニュー赤坂」は東京都港区赤坂6-12-8に現在もあります。

【訂正】「ホテル ニュー赤坂」はネット検索すると、東京都港区赤坂6-12-8と表示されますが、ネット上の地図ではそれらしい建物が確認できません。おそらく、最近になり取り壊されたようです。

この後、トヨタ2000GTが路地から出てくる角には、赤坂6-18の住所表示がうつります。

グーグル・ストリートビューでみると、たぶんここだと思われる路地がありますが、あたりの様子は大きく変わっています。




「豹は走った」ばかりではなく、この後「『日本一のゴマすり男』植木等・二瓶正也カーチェース場面ロケ地を辿る」で走る駒沢オリンピック公園や、代々木体育館横でもカーチェイス場面を撮影しています。

「豹は走った」の西村潔監督は、古澤憲吾監督の助監督経験があったそうですし、当時の東宝映画定番のロケ地を継承したのでしょう。


今日の余談

「007は二度死ぬ」でタイガー田中を演じた丹波哲郎さんの自宅は、西荻窪にありました。
亡くなった後、取り壊され分譲され現在では複数の家屋が建っています。
グーグル・ストリートビューで「東京都杉並区西荻北4-6」をみると、まだ分譲される前の空き地の状態でうつっています。














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東宝昭和の爆笑喜劇DVDマガジン 2013年7月30日号「日本一の男の中の男」

東宝昭和の爆笑喜劇DVDマガジン 2013年7月30日号「日本一の男の中の男」

出版社名 :  講談社
発売日 :  2013年7月16日
雑誌JAN :  4910238550733
雑誌コード :  23855-07
税込価格 :  1,590円

8号 日本一の男の中の男

 

内容紹介

収録作品:日本一の男の中の男

"日本一"シリーズ第5作。植木の相手役に日活の看板女優・浅丘ルリ子を招へい。浅丘は本作で東宝映画初出演を果たした。

出演:植木等
浅丘ルリ子
岡田真澄
谷啓
東野英治郎
藤岡琢也

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7月12日TBS「爆報!THE フライデー」中真千子さん放送内容は、こうだった

「若大将の妹は今…住む家を失っていた」というタイトル

(ナレーション)

噂では中真千子が「若大将シリーズ」の舞台となった湘南に頻繁に出没しているという。

すると、海でたそがれる一人の女性を発見

---------------------------
     ↑
この「たそがれる」という表現、WEB大辞林に蒐集されているのにはビックリ

「若大将シリーズから33年」と言っていたけど、帰ってきた若大将は1981年2月公開だから32年でしょ。

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 年金生活を送っているという中真千子さん

(ナレーション)

 さらに切実な問題を抱えていた!
 家の「強制退去」…40年以上住んでいた家のオーナーが代わり、毎日のように立ち退きをいわれるという。
---------------------------
     ↑
別に家賃滞納した様子もないし「強制退去」は大げさでしょ。

ここで、ぼかした一戸建ての写真を写したが一見浜辺のセカンドハウスふう。

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引っ越し先の物件探しに杉村太蔵が同行。

一軒目は、 サンシティ吉祥寺

 http://www.hcm-suncity.jp/suncity/kichijoji/access.html

(偶然でしょうが、このサンシティ吉祥寺は「若大将シリーズ」第1作、第2作のロケ地となった立教女学院から三鷹台への道をまっすぐ行った右側にあります)

家賃12万円で安いと感激するが、入居一時金が9120万円と聞き断念。

その後も数か所の物件を下見した中真千子さん。しかし、候補はあるものの即決出来ない。

そこでしばし近所の喫茶店へ

なぜか、喫茶店の店名と建物をはっきりと写したので場所もわかりました。

東京都世田谷区成城6-16-5 カサローザ成城 2F

cafe beulmans

近所というのは物件探しをした場所の近所なのか、それとも現在、中真千子さんが住んでいるところの近所なのかは不明。

見ていた賃貸物件の家賃は9万円台の金額が書いてありましたし、そんなに金銭的に困っている様子はみられませんでした。

「近日、中真千子の新居を大公開!」で、今回はオシマイでした。

 

 

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