映画やテレビのロケ地、取り壊された建物、あの場所には何があったか、誰も価値を見出さないお宝グッズなどを紹介します。★拍手コメントはブログ管理人TOKUSABUROは拝見出来ますが、お返事が出来ません。なるべく記事下のコメント欄(CM)をご利用ください。匿名、URLなしでもコメント出来ます。(TOKUSABURO宛メールは、メールフォーム欄から送信してください)
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前回の「蘇る金狼」(1979年:東映)で興信所所長役岸田森が入るビルがどこかわからないと書いたところ、またもやグズグズさんがコメントで教えてくれました。
千代田区丸の内3-4-2、現在の新日石ビルのところにあった日石ビルディングだそうです。
ありがとうございます。
さらに、この窓の外に見える建物は東京都庁西八号庁舎ではないかと思います。
建物の色が似ているので・・・。ただ、位置関係から確信は持てません。
グズグズさん、大変ありがとうございました。
1979年8月に公開された松田優作主演「蘇る金狼」
タイトルバックは西新宿の光景から始まります。
次にうつるのは大手町の丸の内野村ビル。
丸の内野村ビルから、現在の丸の内センタービルのところにあった第一勧業銀行本店がうつります。
現金を入れたジュラルミンケースを運ぶ場面に続き、東京海上ビル前からオートバイで走り出します。角を曲がり当時のAIUビル前でジュラルミンケースを持った歩行者を呼び止めます。
ジュラルミンケースを持った歩行者を気絶させ、オートバイの後ろに乗せ、三和銀行銀行東京営業部と大手センタービルの間を走り左へ曲がり、大手センタービル横を走ります。
この後、サイレンサー付き拳銃で射殺し、現金が入ったジュラルミンケースを奪いますが、この場面は大手町ではないと思います。映画のタイトルバックにうつる新宿住友ビルの淀橋浄水場跡地のモニュメントに似ているように見えますが確証は持てません。
東和油脂への出勤風景。この場面は当時、大洋漁業本社だった建物だと思います。
ただし、建物内部は別物で、この後、松田優作がタクシーで乗り付ける東和油脂の建物を使っています。
小池朝雄が呼び出され場所
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「庭石等の据え付け料は係員に」と表示され、人口の滝があり灯籠なども置いてあります。風吹ジュンと出会うゴルフ練習場と同じ場所のような気がしますがわかりません。神奈川県での撮影も多いので神奈川県かもしれませんね。御存知の方、教えてください。
岸田森が入っていく建物。これもどこだかわかりません。銀行建築に多い建物で本物かどうかわかりませんが、群青色の住居表示で「4-2」となっています。本物の住居表示ならば、千代田区のどこかで住所が4番2号です。
建物内側から外の道路をみると、前がグラウンドで石造りの柵が並んでいます。外濠グラウンド沿いだと住所は千代田区ではなく新宿区。さらにこんな建物は見当たりません。
建物内部はかなり広く、階段には彫刻もあります。どこなのでしょう。
映画では、この建物の一部屋ということになっています。左手奥にある建物が、新高輪プリンスホテルの場所にあった高輪ゴルフセンター脇の旧北白川邸(当時の高輪プリンスホテル別館)に似ていますが、おそらく別の建物でしょう。
さてさて、松田優作がタクシーで到着した東和油脂。今度は看板がアルファベット表示です。
入り口に石段はなく、雨の日に出勤したのとは別の建物です。
現在は入り口に屋根が付けられていますが、港区三田3丁目の「笹川記念会館」です。
ビルの内部エスカレーターが2本並んでいる場面も笹川記念会館です。
信号機の横に「三田三丁目」の表示がありますが、現在は「高輪郵便局前」となっていて「三田三丁目」の表示は別の場所になっています。
先ほどの「金魚のエサ」は笹川記念会館のすぐ近所にある品川駅前「京急EXイン グース」(当時はホテルパシフィック)横にある品川フィッシングガーデンではないかとも思いましたがわかりません。またゴルフ練習場も高輪や芝とは違うようです。
余談、カーチェイス場面は東京中央卸売市場が移転する豊洲の石炭埠頭ですね。
1990年頃の豊洲埠頭
映画の予告編がYou-Tubeにありました。
星由里子さんが亡くなりました。
東宝映画「サラリーガール読本 お転婆社員」ロケ地がそのままになっていたので続けます。
5人の真ん中が星由里子さん、右から2番目が浜美枝さん。左隣が田村奈巳さんです。
自宅までスクーターで送ってもらう星由里子さん。
橋を渡ります。
地形や形状から橋は台東区の柳橋。
映画の説明をみると、実家は料亭竹川と映画説明では記されていますが、橋を渡り暖簾をくぐる建物には「升川」の文字。店の造りは料亭ではなく割烹・小料理屋です。
ロケ地は、現在「TDK柳橋倶楽部」(台東区柳橋1-2-13)となっている場所だと思います。
勤務先「大鳳建設」の屋上ロケ地は、大手町ビルの斜め前にあった東京貿易会館
丸の内方向の風景や、当時の住友銀行東京営業部がうつります。
先輩社員の佐原健二と水野久美が出掛けるのを見た星由里子・浜美枝コンビはタクシーを停めて追跡開始。
千駄ヶ谷の国立競技場前を通過し神宮プール側から国鉄ガードを潜ります。
植木等さんも「日本一のホラ吹き男」で、ここを通り江川宇礼雄をコープオリンピアまで追跡しました。
後に星由里子さんがマラソンをする若大将を追いかける逆コースです。
着いたのはホテル本陣という話は以前すでに書きました。
大鳳建設ロケ地ですが、屋上シーンは東京貿易会館でも銅像が置いてある場面などは別の建物にみえます。銅像場面の駐車スペースはこの都電が走る建物ではないでしょうか。
この「6162」という車体番号の都電は大塚公園に保存されています。
6000型という都電は昭和23年に三田車庫に配置され、昭和30年には青山車庫にも配置されています。銅像場面の本社ロケ地は青山車庫管内渋谷区ではないかと思いますが、いまだにわからずそのままにしてしまいました。星由里子さん、もうしわけありません。
映画終盤ちかく4人で訪れる遊園地はウォーターシュートがあり、おそらく豊島園でしょう。
ラストシーンで東宝映画なのにスカンジナビア航空を使ったのは、東京貿易会館隣の産業会館にスカンジナビア航空東京支店が入っていたことから見てタイアップ広告でしょう。
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