先日、「
RE:大学の石松に出てくる建物」で、品川区上大崎2丁目にあった戦前の海軍大学校を戦後は国立予防衛生研究所として使っていたと書いたところ、海軍大学校だった建物の写真が掲載されているサイトを知らないかと問い合わせをいただきました。
ネット検索してみたら、ホント海軍大学校でも国立予防衛生研究所でも建物写真が出てきませんね。
そこで・・・親切はTOKUSABUROさんは写真を引っ張り出してきました。
パチパチパチ出典は、松葉一清著「帝都復興セリ」(1988年)。
アマゾンで見たら文庫本まで絶版になってしまったのですね。
1935年(昭和10年)に刊行された「建築の東京」という、関東大震災復興後に建てられた当時の最新建築の写真集を元に、「建築の東京」で取り上げられた建物が1988年(昭和63年)当時ではどうなっているかを追った本が「帝都復興セリ」です。(「建築の東京」は不二出版から復刻版が出ているそうです。⇒
★ )
この「帝都復興セリ」は、1988年当時すでに現存していない建物は「建築の東京」から写真を転載し、現存していた建物は新たに撮影し直しています。(名前の後に白丸がついている建物は、当時、まだ現存していました)
またもや、1970年のノーベル書房写真集に協力していただき、当時の目黒駅周辺を空中散歩。
目黒の杉野講堂もいつの間にかなくなってしまいましたね。
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