1961年日活映画「あいつと私」。石原裕次郎は有名な美容師モトコ・桜井(轟夕起子)の一人息子で豪邸に住んでいます。

このモトコ・桜井邸は田園調布にある設定ですが、あまりに大きいのでロケ地は個人住宅ではないと思い込んでいました。
ところが、このロケ地は1967年の日本テレビドラマ「あいつと私」でも使われていることを発見し場所を特定してしまった方がいらっしゃるのです。→「
あいつと私 ロケ地の楽しみ(4)」
ホント、逆立ちしてもかなわない。スゴイ
ブログで教えていただいた場所が
ここです。
車庫と石段が今も残っています。
地図にある「蒼梧ハイツ」の1号館から5号館までが、1986年に世田谷区給田に移築された第一生命保険創業者矢野恒太邸「蒼梧記念館」跡地です。矢野恒太は田園調布を宅地開発した東京横浜急行電鉄の社長でもありました。
いつも引用しているノーベル書房「空の散歩シリーズ」に、1970年当時の田園調布がのっていて、このロケ地が空撮されています。
車庫の上に、映画撮影時にはない建物が建てられていますが、南側に庭があるこの3軒は庭を共有している元は1軒のお屋敷だったように見えますがどうでしょうか?
この坂道が映画「陽の当たる坂道」でも使われている田園調布3-18辺りの坂道。
映画ではこの坂道をのぼったところにモトコ・桜井邸がある設定です。
下の写真は、芦川いづみさんの自宅という設定です。
角地で写真左側が庭です。
矢野恒太邸「蒼梧記念館」の写真がこちら。芦川いづみさんの自宅ロケ地に似た建物ですが矢野恒太邸ではないようです。しかしながら、この場所もやはり田園調布だったのではないかと思います。
バンビの結婚披露宴会場として東京會舘が出て来ます。
この場面はすでに東京會舘向かい側「帝国劇場」の敷地内で撮影されています。
ここで、国会周辺で60年安保の国会周辺デモの声を聞き、三人はデモに加わりますが国会議事堂の建物は書き割りでデモの場面は別の場所で撮影しています。
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